くらし

早いものさ時の流れが

どこかへ押し流されちゃって

うすのろなこの僕が

こんなに急ぐのは初めて

飛び散った心の

かけらがさまよう夜の街

人は誰もなぐさめあい

暮らしているみたいだけど

もういらない言葉なんか

もうたくさんだ



あい変らずさいつもの夜を

繰り返すだけのむなしさだけ

ギターを弾いて風に吹かれ

この先どこまで行くのでしょう

はかない夢の続き

心の隅に置き忘れて

人は誰も肩寄せ合い

暮らしているみたいだけど

寂れたこの街で

裸のひとりぼっちさ